お知らせ
第5回 家系図と仏壇 開催のお知らせ

『家系図には興味があるけれど、何から始めればよいかわからない』『仏壇の意味を、あらためて考えてみたい』。そんな方が、自分の本(もと)へ静かに向き合うための学びの場です。
家系図と仏壇を、一緒に考える理由
家系図は、家族のつながりを目に見える形にします。仏壇は、そのつながりの中にいた人を思い、日々の感謝や報告を届ける場所です。一方は『見えるつながり』、もう一方は『心でつながる場所』。二つをあわせて考えると、名前の一覧だけでは見えなかった家族の物語が立ち上がります。
この会では、遠い先祖まで調べられた人だけを対象にしていません。家系図を一度も作ったことがない方、実家に仏壇はあるが詳しく知らない方、次の世代へ何を残すか考え始めた方も、わかる範囲から参加できます。
当日持ち帰っていただきたいもの
第一は、家系図づくりの具体的な最初の一歩です。自分、父母、祖父母を書き出し、空欄を見つけ、誰に何を聞くかを整理します。第二は、仏壇を商品や設備としてだけでなく、家族が思いを向ける場所として見直す視点です。第三は、帰宅後に家族と話したくなる問いです。
完成した家系図をその場で作る会ではありません。資料がなくても構いません。むしろ、何がわからないかに気づき、家族への聞き方や資料の残し方を学ぶことが、その後の確かな調査につながります。
このような方におすすめします
親が元気なうちに家族の話を聞きたい方、写真や位牌はあるが人物関係がわからない方、相続や供養とは別の角度から家族史を考えたい方、子どもや孫へ家族の記憶を残したい方に適した内容です。特定の宗派への加入や、仏壇の所有を参加条件とするものではありません。
家族の歴史には、話したくないことや扱いに配慮が必要な情報もあります。会の中で戸籍画像や存命者の詳細な個人情報を提出する必要はありません。共有したくない事情は話さず、自分のペースで学んでください。
参加前に、できれば考えておくこと
準備は必須ではありませんが、『家族について今いちばん知りたいこと』を一つ考えておくと、学びが具体的になります。可能であれば、人物がわからない古い写真や、家族から聞いた断片的な話をメモしておきましょう。原本や重要書類を持ち歩く必要はありません。
家族へ質問する場合も、急いで答えを集める必要はありません。イベント後にお茶を飲みながら一つ聞く、アルバムを一緒に開く。その小さな会話を始めるための時間として、この会を活用してください。
学びを家族へ持ち帰るために
会場で聞いたことを、そのまま家族へ説明しようとすると、情報量が多くなります。帰宅後は、『今日、誰の話を一番聞きたいと思ったか』『家にある写真で気になったものは何か』のどちらか一つから話してみてください。質問される側が身構えないよう、答えを急がず、自分が学んだ感想から伝えます。
家系図の空欄が埋まらなくても、仏壇について家族の意見が一致しなくても問題ありません。わからないことや違いが見えたところが、次の対話の出発点です。参加後一週間以内に短い会話を一回行うことを、小さな実践目標にしてみましょう。
安心して参加いただくために
会場では、他の参加者の家族事情を評価したり、特定の考え方を押し付けたりしません。家族構成、信仰、供養の形は一人ひとり異なります。話したくないことは話さず、持ち帰りたい学びだけを受け取ってください。会場で知った他の方の個人的な話を、本人の了承なく外部へ伝えないことも大切です。
戸籍、過去帳、位牌、古い写真などの原本は、紛失や個人情報流出を避けるため、必要がない限り持参しないでください。相談したい資料がある場合は、事前に主催者へ持参方法を確認します。安全な場づくりも、家族の物語を大切に扱う学びの一部です。
開催概要とお申し込みについて
第5回『家系図と仏壇』は、2026年7月22日(水)14時から16時まで、第17森野ビル2階(滋賀県長浜市大辰巳町36)で開催予定です。受付開始は13時30分、参加費は2,000円です。開催内容は公開時点の情報に基づきます。
定員、申込締切、申込URLは正式情報の確認が必要です。参加を希望される方は、内藤仏壇・有限会社内藤(電話 0749-62-2040、メール info@i-sansan.com)へ最新状況をご確認ください。受付終了や内容変更の場合があります。
イベント後も続くプロジェクトへ
この催しは、一日の学習で終わるものではありません。参加者が家族へ一つ質問し、見つけた記憶を持ち寄り、次の会でまた学ぶ。そうした小さな循環によって、地域の中に家族の物語が蓄積されます。今後の読み物や開催レポートでは、本人の許可を得た範囲で、実践の工夫や気づきを紹介していく予定です。
参加できない方も、このサイトの読み物を使って始められます。紙に三世代を書き、写真を一枚選び、家族へ一つ質問する。その結果を自分の言葉で残してください。会場へ来ることだけが参加ではありません。家族の物語に向き合う一人ひとりの行動が、このプロジェクトを形づくります。